究極UPandDOWN
ゴーストを配布したり、二次創作SSを書き散らしたりする場所。
離れ-小庭-
乙女向け大正浪漫と聞いて、すぐにインストールしたゴーストさん。
どことなく漂う妖しさが堪らない・・・!
ユーザは先生設定で。
子珠さんへの愛を叫べなかったのが大変心残りです。
どことなく漂う妖しさが堪らない・・・!
ユーザは先生設定で。
子珠さんへの愛を叫べなかったのが大変心残りです。
「先生、貴方のことを話してはくれませんかね。わたしは先生のことがもっと知りたい」
顎に手を当てて緩やかに笑む青年を横目で見遣り、先生と呼ばれた私は、思わず顔を顰めた。
この青年は、どうも判らない。
様々な人間を見てはきたが、何処かが、何かが引っ掛かるのだ。
「アァ 先生、眉間にしわが寄ってしまっていますよ」
つぅと伸ばされた手を避けるように、少しだけ身を引く。
青年は口元の笑みは崩さず、宙にあった手を下ろした。
ジッと、目は私を捉えたまま。
「・・・面白くないから、話さない」
「オヤ わたしは先生のことなら何でも、面白いと感じますよ」
「私が、面白くないんだ」
つまらない人間だ、と自分を一言で片付けるつもりはないが、どうにもこの青年には話したくない。
話す気が、起きない。
もっと細かく、あれは好きか、これは知っているか、と問われれば、答えることは出来るだろうが。
「フフッ 随分と嫌われたものですね」
そう言って、青年は残念そうな素振りを欠片も見せず、目を細めた。
あぁ、矢張り判らない。
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