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Wander vogel

 ワドさんの笑顔が素敵すぎて、初めて見た時、全ての機能が一時停止した。
そして夢を見まくった結果がこれだよ!

《注意!》
・ワド→♀ユーザ
・ワドさんがデレてるよ!


 それでもいい方は、続きからどうぞ。



「フフ…何ですか?」
 

 手に触れると、彼は嬉しそうに微笑んで聞いてきた。
最初の頃は殆ど表情が変わらなかったのに、何度も話をするうちに慣れてきたのか、こんな風に微笑むようになった。
ニコリともしなかった人が急に笑うようになると、こっちはドキリとする訳で。
彼が笑うたびに、私はじっと彼を見つめてしまう。
すると、それに気付いた彼は一度目を逸らして、今度は困ったように笑うのだ。


「…あんまりそう見つめられると、なんだか恥ずかしいのですが」
「え、あ、あぁ、ごめんなさい。ワドさんが笑ってくれるのが、嬉しくて」


 いつもは心の中に仕舞っている言葉を、今日は何故かポロリと零してしまった。
今日、彼に会うまでに2月も間が空いたからだろうか。
今度はいつ会えるのか分からないから、伝えられる時に伝えておこう。
そんな感情が無意識に働いたのかもしれない。
 少しこそばゆく感じながらも彼を見遣り、私は驚きに目を見張った。
彼の白い頬が、何故か紅潮していたのだ。


「だ、大丈夫ですか、ワドさん!?顔赤いですよ!?」


 私が慌てて詰め寄ると、彼は赤くなった顔を逸らして、私の肩を押し返した。


「い、いえ、大丈夫です!何でもないです!」
「いや、でも、かなり赤いですよ!?」
「あ、暑くなってきたので!それで、赤くなっただけです!」
「その格好で!?」


(……俺が笑っただけで、あんな幸せそうな顔をするなんて…………あ、またこの痛み……)


 赤くなった頬を両手で覆うと、胸の辺りがキュウッと締め付けられるような痛みを感じた。
彼女と親しく話すようになってから感じることが多い、不思議な痛み。
心臓も、いつもより早めに鼓動している。


(………やっぱり、俺……)


 ちらりと彼女を見遣ると、まだ心配そうな顔をしてこちらを見ている。
そんな顔をさせて申し訳ないと思うと同時に、彼女がそこまで自分のことを気に掛けてくれているということを感じて、嬉しさが込み上げてくる。


(……これが、愛しさ……)


 顔の熱は、まだ引きそうにない。

 

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